大変遅くなりましたが、映画・大奥感想を。

 

まず、主役・二宮水野。
うーん、悪くない。演技は悪くないですし、江戸っ子だけあって江戸っ子的啖呵は気持ちよかった。
でも……何というか……最初の裸が貧相で……(-_-;)（二宮ファンの方ごめんなさいー;;二宮本人は好きなんです）
やっぱり猫背だし、剣道が得意な武家の子息には見えなかったです。私も一応有段者なので。
殺陣シーンは……殺陣ってああいうものだと思った方がいいかな。うん。
あとこれは本人を責めるのはかわいそうなんですけど、身長が……。
垣添とのシーン、思わず「背、低っ」て思っちゃいましたよ。カメラワークでどーにかならなかったのか……。

そして柴崎吉宗。
吉宗が馬に乗るシーン、あれ必要だったのかな…暴れん坊将軍のパロディにしか見えなかったのですけど。
イメージはとてもあっていて、ただしゃべり方が一辺倒だったのが惜しかったな。

それにしても、玉木は美しかったなあ……原作の柏木の役どころも兼ねていたので、出番たくさんありましたし。ただ、ちょっと老けた？と思いました（笑）
香当てのところとか所作も背景も綺麗でした。
ばっさばっさと裃で歩きにくそうに進むのにもうけました（笑）

鶴岡はイメージぴったり。
そしてびっくりしたのは原作にはなかったあのシーン……いいのか?殿中でござるよ？
まあ原作の家光時代にも血なまぐさいことはあったわけだけど。

あと、音楽。いい音楽なのに、音量とタイミングおかしくありません？
エンディングは曲としてならいいけどこの映画の曲としては完全にしくじったなあ……と思いました。

突っ込みどころは多々ありましたけど、なかなかおもしろかったです。

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